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水の美味しさとは

水というものは、本来は無味無臭であるものです。雨水や蒸留水などは純粋な水に近いものであり、ミネラルをほとんど含んでいません。

しかし、これらの純粋な水が美味しいのかと聞かれると、残念ながら美味しいとは言えません。

 

だって、そもそも味というものが無いのですからね。水の味というものは、水の中に溶け込んだミネラルによって決まるのです。雨水は地上に降った後、その土地の地質層や岩石層の隙間を染み込んでいきます。その際にその土地にあるミネラル分をが水の中に溶け込んでいくのです。

 

地下水からくみ上げられる水には、このようなミネラル成分が含まれています。だからこれらの水には味があり、美味しいといえるのです。水の美味しさは、その水に含まれるミネラル成分によって左右されることになります。

 

一般的に、水に含まれるミネラル成分の含有量が1リットル当たり30~200mgが美味しく感じるとされています。この量が多いと苦味や渋みが増し、少なすぎると味を感じません。これらが適度に含まれていることでまろやかさを感じるようになります。

 

また、水の硬度も味に影響を及ぼします。軟水は飲みやすく、苦味や渋みが少ないのですが、硬水になるにしたがって苦味や渋みが増えていくことになります。したがって、硬水は体にとっては良いものですが、美味しいかどうかはその人次第ということになります。

 


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